PS2でまた遊びたいなぁ〜。本体はだいぶ前に売ってしまって今買うとなると中古品しか市場に出回ってないから購入するとなると心配だ。できればパソコンでやりたいけど...
このようなお悩み相談駆け込み寺の記事となっています。
初めましての方は初めまして、毎度の方はこんにちは、ウミョラサです。(X:umyorasa)
Bloggerで今まで使ってきたQooQ無料テーマからMagOneプレミアム有料テンプレートに移行してオファーも増えてきました。
そんなブログにまたまたエミュレーター関連の記事を更新していきます。
前回の記事がPS1のエミュレーターでしたが今回はPS2のエミュレーター「PCSX2」導入手順の解説する内容です。
この記事で想定している主な対象者に以下のノウハウを提供しています。
- PCSX2とは何か
- PS2のソフトをPC1台で遊ぶ手順と必要な物
を学ぶことにより環境構築することができるはずです。
まず初めに行っておくとエミュレーターというコンピューターゲーム機を模範するソフトの環境構築を実施します。
そう聞くと違法性があるのでは?と考えるかもしれませんが違法ではないので安心して大丈夫ですし逆に言うとこのエミュレーターがないとゲーム機でしか遊べませんので。
では環境構築手順にすすめてまいります。
この記事があなたの役に立てれば幸いです。
宜しくお願い致します。
いざ🥷
PCSX2とは何か
- 2002年から開発され今もなおアップデートされ続けている無料かつオープンなソフトウェア
- 2021年時点の統計によりPS2タイトルの実に97%が最後までプレイ可能である、もしくはバグがあるもののクリアは可能。
- AndroidやXboxにもPS2エミュレーター用にPCSX2が移植に使われた実績がある。
- 内部解像度、異方性フィルタリングにより本機以上の高解像度になりハイエンドPCだとCPUやGPUに負荷はかかるが高画質になる。
- エミュレーターではお馴染みメモリーカード機能、ステートセーブ、早送り機能といった便利な機能も搭載
- 仮想マシンで動かすので本機を用意する必要がないから生産終了品のプレミア化したPS2は必要なくなった。
- 本体のメンテナンスや故障の心配なし、PC1台あれば遊べる
- 外付けDVDプレーヤーからゲームソフトも読み込めるしISOファイル化すれば物理的故障や遅延の心配がなくなりよりさくさく動くようになった。
とまあ上げるときりがないけど要はPS2のエミュレーター=PCSX2となり海外でも高評価なんです。
PCSX2のロゴ
前回取り上げたPS1ではePSXe,DuckStation,XEBRAと3強ではありましたがPS2になるとさすがにハードのスペックも上がったためか開発コストや労力もかさみライバルが現れないのではないでしょうか?
そもそもPCSX2一つに絞って開発を注力させ発展させていけば効率いいですしね。
開発してくれたプログラマーさん便利に使わせてもらってマジ感謝っす!
とまあさすがにべた褒めしすぎるのも参考にならないかもなのでデメリットをあげるとすればMacには対応しなくなったこと
以前はmacも対応していたらしいのですが今は開発停止になり遊べなくなってしまいました。
またどのソフトウェアにも言えますがPS2の機能を搭載しているのでそれなりのスペックがあるPCじゃないとまともにプレイできません。
次に書こうとしているPS3エミュレーターなんてもっとハイスペックが要求されます。
当たり前っちゃ当たり前ですが。
それではようやく本題の導入手順を解説していきます。
PCSX2の環境構築から実際に遊ぶまでの手順
- SIE公式からOFWをDL
- Archive.orgからPS2 Bios変換ツールを入手
- RPCS3をDLし②を用いPS2Biosを入手
- PCSX2をDLしBiosをインプット。合わせてImgBurnからソフト吸い出し
このような手順で進めてまいります。
有志のブロガーさんの情報を参考にさせて頂きその情報にプラスα付け加えていますので解説前に参考記事を貼っときます。
アップグレードのタイミングで参考情報が古く使えなくなる可能性もあるので悪しからず。
現状まだ紹介する方法は使えるので今がチャンスですよ!
それでは画像を元に全ての工程手順の解説に移っていきたいと思います。
OFWダウンロードとBios変換ツールを入手
まず始めにSIE公式からOFW(オープンファームウェア)をDLしてゲットしましょう。
SONYのPS3公式ソフトウェアアップデートページなので怪しいサイトではないですよ!
DLする場所は下にスクロールすると「PS3アップデートをダウンロードする」というボタンが見えてきますのですぐわかると思います。前回の記事でも写真付きで解説しました。
>>PSエミュレータを遊び尽くす!DuckStation のエミュレータ導入手順
ここまでに本体PS2からBiosを吸い出しする場合であれば次の手順は無視して構いませんがこれを見ている読者は恐らくPS2が無いからここに辿り着いて見ているのだと予想します。
多分最近発見された裏技Biosを変換させるツールを使用するんですがここからWEB系に疎いと少々難しいかもしれません。
理由は英語で書かれているプラグインを用いる事とRPCS3を使うので手順がややこしくなります。
変換ツールはここからPS Bios Claim Toolなるものを入手してください。
リンク先サイトの「Show all File」。するとズラーっとDLファイル先が並んでいます。
基本的に1番下のリリースツールの方が新しいのでそこを選んで大丈夫だと思いますが万が一変換に失敗するようであれば1番上のツールを試してみてください。
不明な発行元は無視してファイルを解凍するとfirmware_bios_claim.ps1が選択した場所に保存できてるはずです。
RPCS3からPS 2Biosを入手
RPCS3の導入方法はこちらで書いていますので参考にどうぞ
無事この画面までたどり着いたらOFWをインストールしていきます。
メニューからFiles→Install FirmwareからOFW(PS3UPDAT.PUP)をぶち込んでください。
PPUモジュールが終わるのを待って…
終わったら画面を閉じてOKです。
多分Bios関連のよくわからんファイルが何個かRPCS3フォルダに入っていると思うのでこいつらは使いません。
先ほどDLしたBios変換ツールのフォルダ(firmware_bios_claim.ps1)にあるWindowsフォルダをRPCS3フォルダ内に移動します。
そしたらWindowsフォルダ内にある「firmware_bios_claim.bat」を起動させます。
このような表示が出てきますので 2回Enterキーを押しちゃってください。
すると…
またフォルダ内に様々なBiosファイルが作成されその中の「ps3_ps2_emu_bios.bin」がPS2Biosとなるのでこいつだけ使います。
Biosファイルの詳細として
- ps3_ps1_bios.bin
- ps3_ps2_emu_bios.bin
- PS3UPDAT.PUP
が作成されたBios関連のファイルでフォルダの中にあります。
真ん中のファイルが今回用いるPS2Biosと言いました。
“ps3_ps1_bios.bin“がPS1のBiosとなり“PS3UPDAT.PUP“のOFW自体がPS3のBiosとなりえます。
今回僕はPS2Biosファイルだけ抜き出し後は全部捨てましたがDuckStationやRPCS3を引き続き遊びたい人は持っておいて損はないと思います。
必要な人は持っておいて後の関連ファイルは正直知りませんw多分使う事ないので全部消去して大丈夫だと思います。
ここまできたらお疲れ様でした。やっと本題のPCSX2を立ち上げていきましょう。その前にISOファイルでゲームをする場合次の項目を参考にしてください。
DVDでそのまま遊ぶ場合飛ばしてもらってもいいです。
ゲームソフトをImgBurnで吸い出し
ゲームを吸出しISOファイルで遊ぶための専用ソフトImgBurnはCD、DVDどちらも対応している優れもの、今回こいつを用います。
サイトのHOME画面上の『ダウンロード』から『Mirror7』をクリック。
起動するとインストーラーが表示されるので特に何もいじることはございません、「Next」を最後まで押してれば完了します。
調べると以前は日本語化をする必要があったみたいですが僕が起動した際にはすでに日本語になってました。
もし日本語になってない場合「japanese」からDLしたファイルをImgBurnのLanguageフォルダに入れることで日本語化ができるみたいです。
DVDドライブにソフトを入れたらImgBurnを起動します。
「ディスクからイメージファイルを作成する」を選び
入力元はDVDハードに読み込まれてるPS2ソフト名。出力先は任意のフォルダ場所を選択してください。最後設定し終えたら一番下のアイコンをクリックし読み込み開始(画像ではアイコンがグレーアウトになってますが読み込まれていると色がついています)。
吸出し中の画面に遷移ししばらく待機。
吸出し完了!
終わると任意の選択したフォルダに末尾.isoファイル完成しているはずですのでこのファイルがゲームデータでPCSX2にインストールしてゲームを開始します。ちなみにCDをデータ吸出しした場合末尾.BINと.CUEファイル2個が任意フォルダに入ってますが必ず2ファイルは同一フォルダに入れセットにしといてください。
ここまでの注意点としてCDしか対応していないドライブは買わないように!
- ImgBurnフォルダを公式サイトからDL
- フォルダを解凍しexeファイルを起動
- 言語設定後お持ちのDVDハードウェアに入れたDVDからDVDイメージ作成
- 読み込み開始
- 吸い出したISOファイルをPCSX2にインプット
PCSX 2を導入しBiosをインプット
まとめ
どうでしたか?この手順通りできたでしょうか?しかしまあやはり外国は日本より先を言ってますね。
Latest Stableでは今回使用したBios吸い出しツールが機能しなくて最新のLatest Nightlyじゃないと使えませんでした。これは僕だけの現象なのかそもそもやり方が間違っていたのか原因は不明ですが他のブロガーさんのコメント欄を見ると同じ事象で悩んでいる方がいたので多分Latest Nightlyじゃないと使えないのかもしれませんね。
ちなみにお持ちのPCにウィルス対策ソフトを入れてる場合、PCSX2DL時ひっかかってしまうので心配ない方はオフにした方がいいです。
PCSX2を使ってるとアップグレードを今なお頻繁にしてくれてるので更新画面がよく表示されるんですよね
この画面がでたら更新した方が良いですが、ウィルス対策ソフトを使ってると外部の脅威とみなされファイアウォールで中止くらいます。定期的な更新はバグ改善などのメリットがあるからその時くらいは少しの間、停止しといても良いと思いますよ。
メンテナンスをしてくれてるおかげで未だ快適に遊べるすごい便利な無料エミュレーターソフトをご紹介いたしました!
PS1やPSPエミュレーターの記事も書いてるので必要な方、ご興味がおありな方、良ければご一読お願いします。
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